ジャーナリスト・ノンフィクション作家 柳原三佳オフィシャルサイトHP

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【No.16】死人に口なし事件の根本的原因と防止策

警察官が現場臨場し自身を持って痕跡を読取り、その上で被疑者から説明を受ける時、自己防衛的に嘘をついていれば比較的嘘は看破しやすい。しかし事故の痕跡を読み取ることができず警察官自身も事故の状況が分からない場合、被疑者の説明を迎合してしまう恐れがある。では被害者遺族としてどうすればいいかは難しい問題がある。しかし、できるだけ記録を残しておくことは大切だと感じる。どうしても被疑者の説明に従って捜査が開始される。客観的証拠と被疑者の供述が矛盾しないのかを捜査することが重要。被疑者や関係者の話しの経緯をしっかり記録に残しておく。メモが直ちに証拠になるものではないが、そのメモから捜査が進むこともある。
再生時間:00:11:09:29

 

 

【出演】
 元さいたま地方検察庁検事 依田隆文
 元宮城県警察交通警察官  佐々木尋貴
【インタビューアー】
 交通ジャーナリスト    柳原三佳

私(佐々木尋貴)は交通事故の調査を始めてから多くの被害者や遺族の方々、弁護士と接する機会がありました。そこで気付いたことがあります。
私がこれまで警察という捜査側で交通事件事故処理していた時、何ら疑問に感じず、ごく当たり前のことだと思っていたことが実は被害者、遺族には全く未知の世界だったことが沢山あったのです。その未知の世界ゆえに抱く不安や疑問に何年もの歳月を悩み続けている方もたくさんおられました。
ちょっとした知識を得るだけで解決できる不安や疑問はたくさんあります。
この動画は長年交通事故被害者、遺族、司法問題などを取材してきたジャーナリスト柳原三佳氏がインタビューアーです。彼女が見てきた多くの被害者、遺族が抱いている不安や疑問に元さいたま地方検察庁交通部長検事依田隆文氏と元宮城県警察交通警察官佐々木尋貴が端的にお答えしています。
関心のあるところからお入りください。