「黄熱病」の死体を運び続けたアメリカの大富豪
『開成をつくった男、佐野鼎』を辿る旅(第32回)
2020.3.3(火)柳原 三佳
日本中、いや、世界中で新型コロナウイルス感染拡大のニュースが流れています。
春の芽吹きを感じる季節に、ありとあらゆるイベントが次々と中止になって寂しい限りですが、目に見えないウイルスの感染を食い止めるには仕方がありませんね。
つい先日、私は現役の法医学者にインタビューをして、『新型コロナウイルス 亡くなった人からも感染するのか? 法医学者が危惧する日本の脆弱な「感染症対策」』 https://news.yahoo.co.jp/byline/yanagiharamika/20200229-00165230/という記事を書きました。
【JBPress(連載記事)はこちら】
(第31回)幕末、感染症に「隔離」政策で挑んだ医師・関寛斎
【連載】
(第11回)これが幕末のサムライが使ったパスポート第一号だ!
(第14回)151年前の冤罪事件、小栗上野介・終焉の地訪問記
(第15回)加賀藩の採用候補に挙がっていた佐野鼎と大村益次郎
(第16回)幕末の武士が灼熱のパナマで知った氷入り葡萄酒の味
(第17回)遣米使節団に随行、俳人・加藤素毛が現地で詠んだ句
(第19回)「勝海舟記念館」開館! 日記に残る佐野と勝の接点
(第20回)米国女性から苦情!? 咸臨丸が用意した即席野外風呂
(第21回)江戸時代の算学は過酷な自然災害との格闘で発達した
(第22回)「小判流出を止めよ」、幕府が遣米使節に下した密命
(第24回)幕末に水洗トイレ初体験!驚き綴ったサムライの日記
(第25回)天狗党に武士の情けをかけた佐野鼎とひとつの「謎」
(第29回)明治初期、中国経由の伝染病が起こしたパンデミック