幕末、感染症に「隔離」政策で挑んだ医師・関寛斎
『開成をつくった男、佐野鼎』を辿る旅(第31回)
2020.2.26(水)
新型コロナウィルスの感染が全国各地に広がっています。 予定されていたさまざまなイベントが相次いで中止になる中、2月25日には国公立大学の二次試験が決行。しかし、同日、「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船客から4人目の死者が出たという報道が・・・。 恐れすぎてもよくないとは思いつつ、相手は目に見えないウイルスです。しかも、マスクも特効薬もないということになれば、人の多い場所に行く機会の多い方は不安な日々を過ごされておることでしょう。 そんな中ではありますが、楽しみにしていた歴史講演会が中止にならず開催されたので、行ってきました。 2月22日(土)、千葉県の東金文化会館で開催された『関寛斎生誕190周年記念講演会』です。
【JBPress(連載記事)はこちら】
(第31回)幕末、感染症に「隔離」政策で挑んだ医師・関寛斎
【連載】
(第11回)これが幕末のサムライが使ったパスポート第一号だ!
(第14回)151年前の冤罪事件、小栗上野介・終焉の地訪問記
(第15回)加賀藩の採用候補に挙がっていた佐野鼎と大村益次郎
(第16回)幕末の武士が灼熱のパナマで知った氷入り葡萄酒の味
(第17回)遣米使節団に随行、俳人・加藤素毛が現地で詠んだ句
(第19回)「勝海舟記念館」開館! 日記に残る佐野と勝の接点
(第20回)米国女性から苦情!? 咸臨丸が用意した即席野外風呂
(第21回)江戸時代の算学は過酷な自然災害との格闘で発達した
(第22回)「小判流出を止めよ」、幕府が遣米使節に下した密命
(第24回)幕末に水洗トイレ初体験!驚き綴ったサムライの日記
(第25回)天狗党に武士の情けをかけた佐野鼎とひとつの「謎」
(第29回)明治初期、中国経由の伝染病が起こしたパンデミック