佐野鼎も嫌気がさした? 長州閥の利益誘導体質
『開成をつくった男、佐野鼎』を辿る旅(第8回)
山口県の下関市と福岡県を結ぶ「下関北九州道路」の整備に関する発言をきっかけに、塚田一郎国土交通副大臣が辞任しました。いうまでもなく、山口県は安倍晋三首相の、そして福岡県は麻生太郎副総理・財務相の地元ですが、そのことをことさらに強調したうえで「忖度しました」とまで言い切ったとなれば、野党から「利益誘導だ」と批判を浴びても仕方がないでしょう。
ご本人は、「事実と異なる発言だった」とおっしゃっているようですのでこれ以上の言及は避けますが、一般論として、首相や国会議員に縁が深い地域や人物の私的利益のために、公職に就く人がその権力を乱用することは「汚職」にあたり、本来あってはならないことです。
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佐野鼎も嫌気がさした? 長州閥の利益誘導体質
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(第8回)佐野鼎も嫌気がさした? 長州閥の利益誘導体質
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