開成をつくった男、佐野鼎(さの かなえ)
12月13日発売、書店・WEBで販売です!
(柳原三佳著/講談社)
開成学園理事長・丹呉泰健氏が推薦!
名門・開成学園の知られざる創立者。
この本は、近代日本に新しい教育の礎を築き、後の世に多くの逸材を輩出することになる、ひとりの男の物語である。
長く続いた武士の世が終焉を迎え、近代化へと大きく舵を切り始めた幕末、使節団の随員としてアメリカ、ヨーロッパの土を踏み、文化や教育の現状を子細に見聞し、「人の仕立て方」こそが国を創ると予見して自らの官位を捨て、人を育てる事業に私財と己を投じた男が「佐野 鼎(かなえ)」である。
【要約】
幕末、遣米使節と遣欧使節、2度の海外渡航を経験し、その後、西洋砲術(戦)の専
門家から教育へと人生の航路を大きく転換したのはなぜだったのか?
江戸時代の終焉から明治初期を駆け抜けた彼の足跡を追いかけて執筆した
小説です。
【佐野鼎(さのかなえ)】
開成をつくった男。
東大合格者数で日本一、政官財学をはじめ、各界に人材を輩出しつづける名門校、開成学園。
その前身である共立学校を設立したのは、万延元年遣米使節団の一員として、初めて世界を見渡した日本人だった。
ノンフィクション作家・柳原三佳
自らが佐野鼎の傍系の子孫にあたる。
徹底した取材で埋もれかけた資料を集め、世に出ていない佐野鼎の人物像について立体的に描き上げました。
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