幕末の侍が経験した「病と隣り合わせ」の決死の船旅
『開成をつくった男、佐野鼎』を辿る旅(第30回)
2020.2.21(金)
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、横浜港で停泊していた大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」。隔離対策が長期にわたり、乗客の不安とストレスが高まる中、2月19日、感染が確認されなかった約500名の方々の下船がようやく始まりました。
しかし、翌20日には以下のような残念なニュースが報じられています。
『クルーズ船の乗客2人死亡 新型コロナ感染確認の80代の男女』 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200220-00000033-mai-soci
優雅な船旅を楽しむはずだったのに、一転、「目に見えないウイルス」に怯えることとなり、その上、命まで奪われてしまう・・・。
船旅には想定外のリスクが隠れていることを、改めて突き付けられた思いです。
【JBPress(連載記事)はこちら】
(第30回)幕末の侍が経験した「病と隣り合わせ」の決死の船旅
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