プロフィール
柳原三佳(やなぎはら・みか)
ジャーナリスト・ノンフィクション作家。書道師範。
京都市生まれ。
雑誌編集記者を経てフリーに。
主婦業・子育てをしながら、交通事故、司法問題等をテーマに取材・執筆、書籍を出版するほか、講演、テレビ、ラジオへの出演もおこなう。「週刊朝日」(朝日新聞社)等に連載した告発ルポをきっかけに自賠責や自動車保険査定制度の大改定につながった。近年は死因究明・身元究明問題の取材にも力を入れ、犯罪捜査の根幹に一石を投じている。また、実父を薬害で亡くし、自らも医療過誤被害(手術時のガーゼ遺残)を受けた経験を持つことから、医療事故調(厚労省)の検討委員もつとめる。
「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」(講談社)はNHKでドキュメンタリードラマ化。
「示談交渉人裏ファイル」(情報センター出版局・角川書店)は、TBSで同名のドラマがシリーズ化されている。
趣味は書道(師範)、料理、車、バイク、ガーデニング、古道具集め。剣道二段。趣味が高じて自宅の裏庭に古民家(長屋門)を移築。
全書芸展2016 国立新美術館に出品
主な著書に
- ・「開成をつくった男 佐野鼎」(講談社)
- ・「私は虐待していない 検証 揺さぶられっ子症候群」(講談社)
- ・「巻子の言霊 〜尊厳ある死を見つめた夫婦の物語~」(デザインエッグ社)
- ・「柴犬マイちゃんへの手紙 ~無謀運転でふたりの男の子と 失った家族と愛犬の物語~」(講談社)
- ・「泥だらけのカルテ ~家族のもとに遺体を帰しつづけた歯科医が見たものは」(講談社)
- ・「家族のもとへ、あなたを帰す ~東日本大震災犠牲者約1万9000名、歯科医師たちの身元究明」(WAVE出版)
- ・「巻子の言霊~愛と命を紡いだある夫婦の物語」(講談社)
- ・「示談交渉人裏ファイル」(情報センター出版局)(角川書店)
- ・「遺品 あなたを失った代わりに」(晶文社)
- ・「自動車保険の落とし穴」(朝日新聞出版)
- ・「これでいいのか自動車保険」(朝日新聞社)
- ・「死因究明~葬られた真実」(講談社)
- ・「焼かれる前に語れ」(WAVE出版)
- ・「交通事故被害者は二度泣かされる」(リベルタ出版)
- ・「交通事故鑑定人 鑑定歴50年駒沢幹也の事件ファイル」(角川書店)
- ・「裁判官を信じるな」(宝島社)
- ・「交通事故のウソ」(宝島社)
- ・「痕跡は訴える」(情報センター出版局)
- ・「自賠責保険請求ガイド」(情報センター出版局)
- ・「後遺障害にも絶対負けない 交通事故損害賠償請求バイブル」(情報センター出版局)
- ・「交通事故 そのときどうする」(オーエス出版)
- ・「不動産絶望未来 次なる震災対策編」(東洋経済新報社)など多数。
雑誌連載、記事執筆など多数
過去記事アーカイブはこちらからご覧ください。
法律を学ぶ女子たちにエールを送る座談会
京都女子大学卒業の法律にかかわる女性たちが語り合う。
「女性が法律を学ぶ意義とは?」「社会で生かす方法は?」「法曹をめざすなら?」
-> 座談会記事はこちら
ドキュメンタリードラマ化
「巻子の言霊 愛と命を紡いだある夫婦の物語」(講談社)は2012年、NHKBSプレミアムで「まばたきで愛しています 巻子の言霊」というタイトルでドキュメンタリードラマ化。
TBS月曜ミステリー劇場
「示談交渉人裏ファイル」(角川書店)は、TBS月曜ミステリー劇場「示談交渉人・ 甚内たま子裏ファイル」「新・示談交渉人裏ファイル(主演・高畑淳子)シリーズの原作に。
【アウトライダー】 柳原三佳インタビュー
ジャーナリストの柳原三佳は、交通社会における事故や保険の問題点を鋭く突いた著書で話題の人物。
元「レディスバイク」誌の編集部員であり、ナナハンを操るライダーでもある彼女が事故や保険、そして自身のバイクライフを語ってくれた。
ドキュメンタリー2000.7.30 放送 「SkyPerfecTV」「活人生活」 被害者の側に立って
柳原三佳の活動を追うドキュメンタリーです(約30分)。
登場される方々の肩書きなどは、2000年当時のものであることをご了承の上、ご覧ください。